ポルトで食べたい絶品グルメ10選|地元で愛される味とその魅力

rectangular brown wooden table ポルトガル
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はじめに:なぜポルトの食は魅力的なのか?

ポルトガル北部に位置する港町「ポルト」。この街は、世界的に有名なポートワインの産地であるだけでなく、地元に根ざした食文化が豊かなことでも知られています。新鮮な魚介類、素朴で力強い郷土料理、ワインとの絶妙なマリアージュ。観光で訪れる人も、移住を目指す人も、「食」を通じてポルトを深く味わうことができます。

ポルト名物グルメBEST10

1.フランセジーニャ(Francesinha)

見た目はクロックムッシュ、でも中身は完全に“肉の祭典”。ハム、ソーセージ、ステーキを重ねたサンドイッチにとろけるチーズをのせ、スパイシーなトマトビールソースをたっぷりかけたポルトのソウルフードです。

2. バカリャウ料理(Bacalhau)

干しダラ(バカリャウ)を使った料理はポルトガル全土で人気ですが、ポルトでは”バカリャウ・ア・ゴメス・デ・サ”というポテトと玉ねぎ、卵を合わせたグラタン風のレシピが特に愛されています。

3. カルド・ヴェルデ(Caldo Verde)

刻んだケールとじゃがいも、チョリソが入った緑色のスープ。シンプルながら滋味深く、家庭料理の定番です。

4. サルディーニャ・アサーダ(Sardinha Assada)

夏になると街中で香ばしく焼かれるイワシの炭火焼き。レモンを絞ってそのまま豪快に食べるのがポルト流。

5. トリパス・ア・モーダ・ド・ポルト(Tripas à moda do Porto)

内臓を煮込んだシチュー料理で、15世紀にポルトの人々が肉を軍に提供し、自分たちはもつしか残らなかったという歴史が由来。ポルトの誇りでもあります。

6. ペシュケーダ・グレリャーダ(Pescada Grelhada)

白身魚のグリル。塩とオリーブオイルでシンプルに焼き上げるだけで、素材の旨みが際立ちます。

7. パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)

サクサクのパイ生地に濃厚なカスタードを詰めて焼いたエッグタルト。ポルトでも人気のおやつで、街のあちこちで焼きたてが味わえます。

8. ケーラ・デ・ヴィーニョ(Queijada de Vinho)

ワインとチーズを使ったデザートタルト。ポルトワインとの相性も抜群で、食後のひとときにぴったりです。

9. ポルトワインに合うチーズ

ケイジョ・セーラ(羊乳チーズ)やケイジョ・アゼイタオンなど、塩味とクリーミーさのあるチーズが豊富。どれもポルトワインと好相性です。

10. ブロア(Broa)

とうもろこし粉を使ったポルトガル独特のパン。モチモチとした食感でスープや煮込み料理に合います。

ポルトのおすすめレストランとマーケット

食から感じる「ポルトらしさ」とは?

素朴で素材を活かした料理が多いポルトの食文化。その背景には、港町としての歴史、カトリックの伝統、そして“分け合う”という家庭的な精神があります。どの料理にも、温かみと力強さが感じられるのがポルトらしさです。

まとめ:移住して味わいたい、暮らしに根ざした食

旅行で食べ歩くだけでなく、ポルトに住むことで日常の中に「食の楽しみ」があることを実感できます。朝は市場で食材を選び、昼はカフェでエッグタルト、夜はワインとシチューでほっとひと息。そんな“美味しい暮らし”がポルトにはあります。


※本記事は以下の情報をもとに構成しています:
– Visit Porto(公式観光サイト):https://visitporto.travel/en-GB/home
– Time Out Porto:https://www.timeout.com/porto
– Mercado do Bolhão(市場公式Facebook):https://www.facebook.com/mercadobolhao
– 『The Food of Portugal』(Carol Robertson 著)などの料理書

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